資産運用はいくらから始められる?少額から資産運用を始めるための基礎知識

作成日:2019.11.28

資産運用はいくらから?

少し前から副業を公認する会社が増えてきています。会社の給料以外の収入源があれば、生活にも余裕が出てきますし、給料が下がったり失職した時の支えにもなってくれます。
また、副業が軌道にのればワークライフバランスの見直しができ、ライフデザインを拡げることも可能になるでしょう。
しかし副業するほど時間がない、何をすれば良いかわからないという方もいるかもしれません。そんな方にオススメしたいのが資産運用です。
副業は自分自身が働く必要がありますが、資産運用は自分自身の代わりにお金や物といった資産を働かせることで行います。
今回は、資産運用に初めてチャレンジする人のために、少額からできる資産運用の方法をご紹介していきます。

資産運用はあくまでも余裕資金で行う

まず前提として知って頂きたいのは、セミナーの中でも繰り返しお伝えしていることですが、資産運用はあくまで生活の中の余裕資金で行うものということです。
一般的に余裕資金とは、食費や居住・光熱費、子供の基本的な教育費など日常生活全般に必要なお金以外の、“無くても今の生活には影響しないお金”のことを指します。
(関連コラム:投資に使う「余裕資金」とは?金額の目安と貯金との関係について

例えば、生活費と手取りの給料の金額がギリギリ同じくらいの状況で、生活費を資産運用に回すのはリスクが高くなるため避けた方が良いと考えられます。そのようなリスクを背負っている状態では、冷静な判断ができないことにより資産運用も失敗してしまう可能性が高まるためです。

とは言え、給料から生活費を差し引いて、貯金もしていたら投資に回すお金なんて残らないよ・・・という方も多いかと思います。そんな方におすすめしたいのが、貯金の代わりに資産運用をすることです。
現在の日本では預金金利が低く、銀行にお金を預けていてもほとんど増えません。貯金の代わりに、できるだけリスクが低くそれでいて着実にお金を増やせる資産運用を選ぶことで、労働を伴わずにお金を増やしていくことができるのです。

初心者に向いているのは積立投資

初心者の方が、一度に多額のお金を投資に回してしまうのは避けた方が無難です。
投資の成否は、経験や知識がものを言います。
例えば、100万円のお金を一度に投資してしまうと、投資したタイミングが悪かったり、そもそも選んだ投資手法が自分に向いていなかった場合など、大きな損失を発生させてしまうこともあり得ます。

一方、投資するタイミングをずらせば、投資する資産や商品の価格を平均化でき、投資時期による損失リスクを分散できるメリットがあります。また、投資手法が自分に向いていなかった場合でも、そこまで大きな損失を発生させずに別の投資に切り替える事が可能となります。
このように、投資タイミングをずらすことは、リスク分散につながります。そこで投資初心者の方にオススメしているのが、毎月少しずつお金を積立てる積立投資です。積立投資は、一気に大きな利益を確保することはできませんが、着実に資産を増やすことが可能な投資手法です。積立投資には様々な手法がありますが、ここでは代表的なものを3つご紹介します。

数千円からできる積立投資の種類

つみたてNISA

つみたてNISAは、国が導入している制度です。毎月数千円からの投資が可能で、国が指定した投資信託などの指定商品を購入すると、その利益が年間40万円まで非課税になります。
一般的に投資によって生まれた利益には20.315%、もしくは累進課税で最大45%の税金が課されますが、つみたてNISAに投資していれば一定限度額までは税金がかからないので、賢く利益を増やすことができます。

iDeCo

iDeCoも国が導入している制度で、個人型確定拠出年金の略称です。iDeCoも毎月数千円からの投資が可能です。iDeCoには2つのメリットがあります。
1つ目は投資による利益が非課税になる点。もう1つは、iDeCoで投資したお金は所得税の控除対象になり、確定申告すれば所得税や住民税の還付を受けることができる点です。
ただし、注意点もあります。60歳の誕生日を迎えるまで、iDeCoに投資したお金や得られた利益は引き出すことができません。年金代わりの制度だけに、60歳以降になってようやく引き出すことができるようになっています。

投資信託

投資信託も最近では数千円から運用できる商品が揃っています。資産運用のプロに株や債権を運用してもらい、発生した利益が投資家に分配されます。
自分で作業を行う必要もなく、不労所得を得ることができるのが最大のメリットです。ただし、必ずしも利益が出るわけではありません。また、運用にあたっては手数料(信託報酬)が必要となるため、手数料以上の利回りで運用が出来ないと実質的に資産を目減りさせてしまうリスクもあります。

積立投資だけじゃない!少額から出来る投資手法

初心者の方にオススメの投資手法として数千円からできる積立投資をご紹介しましたが、積立投資以外にも数千円~数万円の少額から始められる投資手法は存在します。その中でも、株式投資やFXはメジャーな投資手法の一つです。
メジャーな投資手法を選ぶメリットとしては、既にその投資手法を実践している人に教えを請うことができる点が挙げられます。

株式投資

株式投資は最も取り組んでいる人が多い資産運用でしょう。企業が発行する株を購入し、その相場の変化によって売買益(キャピタルゲイン)を狙います。また相場の変動による利益だけではなく、所有しているだけで配当金や株主優待などの利益を得ることもできます。(インカムゲイン)
株取引を行うには証券口座と呼ばれる口座が必要となりますので、株式投資を始めたい!という方はまずは口座開設から始める必要があります。

FX投資

FXは通貨相場の変動により、売買益を狙う投資手法です。例えば、1ドル80円の時に買って、1ドル100円の時に売って20円の利益を出す、というような仕組みです。
FXでは、通貨ペア間(ドルと円、ユーロと円というような売買する2国の通貨の組み合わせのこと)の金利差を利用とした、スワップ金利という金利収入を得ることも可能です。またレバレッジというシステムを使えば、所有している現金以上の通貨を保有することができますが、その分リスクも高くなるため注意が必要です。

1万円からできるほったらかし投資

株投資やFX投資は自分で売買のタイミングを図る必要があり、損をしないように相場を監視する必要があります。そのため、投資を始めたあともほったらかしにできないという側面があります。副業する時間の代わりに始めた資産運用に時間を取られてしまっては元も子もありません。
そこで、購入した後は全く自分で何も作業が発生せず、保有しているだけで配当金を受け取れるほったらかしOKな資産運用の方法もご紹介したいと思います。

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは小口投資をしたい投資家が、事業資金を必要としている企業に自分たちのお金を融資(出資)する資産運用の方法です。投資家と企業の間を、ソーシャルレンディングの運営をする会社が仲介します。
投資家は1万円からなど、少額の資金から投資が可能です。
利回りは年利で5%から10%と、非常に高い数字が期待できます。また運用益が投資家に還元されるのではなく、貸付時の金利が収入になるので、収入が安定しているのも魅力の一つです。ただしあくまで貸金ですから、融資先が倒産すると損失が発生するリスクがあります。

不動産投資型クラウドファンディング

不動産投資型クラウドファンディングは不動産投資手法の一つです。
不動産投資というと銀行でローンを組んだり、多額の自己資金が必要というイメージがあるかもしれませんが、不動産投資型クラウドファンディングでは1万円からの少額投資が可能となっています。
不動産会社は投資家から小口で資金を募り、そのお金を使って不動産を購入・運用し、その不動産から得られた家賃収入や売却益を投資家に分配するという方法が取られます。
利回りは運営企業や商品によりまちまちですが、おおむね3%~8%程度です。
通常の不動産投資では建物管理や入居者管理といった手間が発生しますが、そのような維持管理の手間は全て不動産会社が行うため、投資家の負担を軽減できるメリットがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
自分自身が働く必要のある副業と比べて、お金を働かせる資産運用には様々な種類・やり方がある事がご理解頂けたかと思います。
今回ご紹介した投資手法以外にも様々な投資の方法がありますが、ここでは比較的簡単に取り組めるものをご紹介しました。将来のためにお金を殖やしたいけど、何をしたら良いかわからないという方は、是非ともこれらの投資を利用して、資産運用を始めてみて頂ければと思います!

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